2013年07月22日

たまには真面目に・・・政治経済

今日は、祖母の一周忌の法事でお仕事は休み。なので、ちょっと政治経済のお話。

たまたま従兄弟が理系の国立大学出身の為原発に対する問題点を軽く話し合う。
従兄弟の話は最終的に再生可能、自然エネルギーに移行すべきとのこと。
そのことに関しては、現時点で移行出来るなら一切の反論は無いけれど
残念ながら今の瞬間に火力、原子力に変わる出力&安定性は無いのですぐには無理。
日本全体の使用電力量を抑えたら原発が必要ないという世の中の意見はあまりにも実情を知らなさすぎるだけ。

コンビニを経営していた時の話。月の電気代は平均で25万円以上掛かっていた。
しかもこれは、大規模電気使用者としての契約。家庭用の契約とは異なる。
家庭用というのは電気使用量が少ないので電気代の単価が高い契約がほとんど。
それに対し大規模の場合、正確な数字は覚えてないけど家庭用に比べ半額近い単価。
その上で、家庭の一か月の電気代が1万円と仮定するならば、コンビニで25万円払っていると
電気使用「量」は50倍近くになる計算だ。
そのコンビニが全国に5万件以上あれば、およそ250万世帯の電気代と同じになる。
コンビニだけでこんな状態なのだから、工場、スーパーや、図書館を含む公共施設は
もっと電気を使っているところが全国に多くある。
よく耳にする『各自が少しでも電気を使わないようにしよう‼』という話、気持ちは応援するが
全体から見れば、一日に炊くお米を10粒ずつ減らせばどれだけかは家のお米が長持ちする程度の話。
今の産業構造を維持することは、雇用の維持と国家の安定のために欠かせない。
良くも悪くも日本は工業の比重が高い。農家の気持ち、商業従事者の気持ちは様々あるが
物を買う原資が、工業従事者からもたらされるのであれば、結果、工業と関連していない国民は皆無である。

今は発電を火力に頼っている状態。原油の価格、輸入の状況次第では
第2次世界大戦前の日本と同じ状況に追い込まれる可能性さえある。
あの当時、様々の原材料の輸入を止められた。つまり生殺与奪権が海外に握られていたということ。
今原発を止めた状態で同じ「愚」を繰り返すのか、この疑問にきちんと答えることのできる反原発派に会ったことがない。

太陽光がもてはやされたが、蓄電池問題はまだクリアされていない。
発電方法は、別に原発に限ったことではないが、電気を発電するも止めるも自由にコントロールできることが
現在の技術においては一番大切なこと。つまりは安定性だ。
自分の生活に置き換えて欲しい。欲しいときに欲しいものが手に入る状況でない限り、普通はなんでも買い溜めをしておくはずだ。
しかしながら、電気は発電しておいて貯めておくことができないのである。
みんなが一斉に電気を使う時間になれば一気に発電し、使わない時間は発電量を抑える・・・
そのようにコントロールしている努力を無視し、太陽光や風力発電を推進し、施設を作っても
所謂、「ハコモノ」施設を作り、赤字を垂れ流していたことと何一つ違わない。

無論研究はすべきだし、将来移行できる努力は大事だが、その原資は一体どこから出るのか。
答えは「税金」。国家の予算は無限ではない。原油、ガスの輸入に必要以上の経費が掛かっている今
どうやって新たに研究のための予算をねん出するのか、税金の負担が重くなることを
受け入れることの出来る人が果たしてどれだけいるのか。
少なくとも、次世代エネルギー問題は頑張ればあと10年、15年というところまで来ている。

憲法改正について・・・
「憲法を改正した場合、戦争に行かされる」と叫ぶ輩がいるが、無理な話だ。
今の戦争の主力は、海軍、空軍のミサイル及び戦闘機。竹槍で付くのとはわけが違う。
ずぶの素人が、戦闘機に乗って戦えるとしたらそれは漫画の世界。
一基何十億とか百億とかする戦闘機をむざむざ壊したら、戦力ダウンもいいところ。

自衛隊上がりの知人が言っていた。航空自衛隊、海上自衛隊の防衛網が破られた場合
陸上自衛隊の出番があるとしてもその時は敗戦濃厚の状態。どのみち日本を戦場にすることになると。
海外で積極的に戦争を起こす恐れを心配するのなら、それは戦争をする相手に相談すべきこと。
普通に、経済活動を行っている場合の日本はODAを含め基本的に敵を作らない努力をしている。
そんな日本がどうやって戦争を仕掛けるのか?

アメリカの同盟国として戦争に巻き込まれる場合は・・・
そんな心配なら無用。先ほど述べた通り、今の戦闘は肉弾戦ではない。
子供を戦地に送りたくないというならば、そういう人は子供を自衛隊に入れなければ
子供を失うことは無い。もしくは、戦場に送る必要はない、日本が戦場になるのだから。

自由を得るには、自由を得るための努力がいる。
誰にも何か言われたくないと思うなら、誰にも頼らずに生きていけるように
仕事も、生活もすべて自分でやらなければならない。
しかし誰から生活の糧、つまり収入を得るのだろう。結局は他人とのつながりがある。
自分の命を救いたければ、他人の命を救うつもりで生きていかなければならない。
自分では自分の命を救えても、他人の命まではなかなか救えないからこそ
集団を作るわけだ。それが国家なのだから。
たまには真面目に・・・政治経済





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